大きく終わる大物のラジオ

ある程度続いていくと、その存在が当然のものに思えてしまうのは、いくらか共感ができます。

ちょうど先週、福山雅治の魂のラジオが、来年の3月いっぱいで終了すると本人が発表されました。

おかしい…先週は、ちゃんと全部聞いたはずなのに、そういう進退に関する発言の記憶が全くない…

そう、僕は、極めて珍しく、勉強をしていたのだった…

文化放送では、アニスパが、これまた来年の3月いっぱいで終了するそうです。

どちらにしても、10年を越す大物番組です。
ラジオ番組は、終了やパーソナリティの卒業の発表なんて、最終回の前の週だったり、前の前の週くらいが普通で、最終月の月初に発表するくらいになると、相当な大物だと考えます。

あろうことか、3ヶ月半も前ですか…

福山雅治、『魂ラジ』終了の理由明かす「深夜の生放送がしんどい」

こうしてみると、不思議なもんで、やたら納得できるんだようなぁ。

プロのアーティストが眠いという。
僕は、なぜかそれ以上に土曜の深夜は眠く、たびたび魂ラジを聞かずに眠っていたのですから。もっとも、自分が魂ラジのパーソナリティであれば、身体のもっていきかたは違っているだろうけれど。

しかしですね、この理由であれば、トーキングFMの終了まで悲観する必要はないものと感じられました。

僕自身、福山雅治が俳優的な働きを一切しなくなっても、それは構わないと思っています。
自分がドラマとか見ないってところが大きい…龍馬伝やガリレオは見てたけど。

ただ、完全にラジオからいなくなるのは、ちょっと考えられず、厳しい。

もっとも、今回最悪なケースを想定すると、病気療養関係で、ツアーが一段落とかのちょうどいいタイミングが3月末ってやつでした。
別にそういうことでないようすなのもよかった。

さて、果たして番組終了後に何が始まるのか。
アニスパにしたって、後番組にかかるプレッシャーというのは大きいでしょう。期待する人は、それほどまでに期待しますからねぇ。

あぁ、失うときこそ、その存在を理解する、か…

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