2022年ベストバイ

ファッションスナップに載っている、ベストバイ企画が好きなのですが、自分に還元できるというか、俺もいいなと思って買うようなことができない(1点モノや、生活レベルに合わないラグジュアリーブランドなどが多い)という面があります。

そういった中で、自分にとってベストバイだと言えるのが、東レのトレシーメガネくもり止めです。

ごく普通の布なのですが、これでメガネのレンズを拭くだけで、くもり止めの効果が発揮されます。特によい面が、レンズに液体とかを塗るような仕組みでないため、雨の日でも扱いやすいです。そして、使い捨てではないので、持ち運びの負担が最小限です。1日1回使ったとして、1年は繰り返し利用できるパフォーマンスも魅力です。頻繁に買い換える必要がないのも、在庫切れを起こす心配を解消し、ありがたいものです。

発売からしばらく経って、どうも類似の性能を持つ商品が出てきているようでした。しかし、先行者への信頼は揺るぎません。

2022年は、決定的な買い物みたいなのが、本当に少なかった気がします。気づいていないとか、検証でききってないものも少なくないな……頑張らなければいけませんね。

それでは。

周りが次々不幸になっていく

ここ最近のプライベートがひどいです。

このツイートにあるとおり、とにかく私と関係があった人に、(たぶん)悪いことが起きています。

【1】
夏の前に行われたプロジェクト発表会から、あらゆるイベントに参加し、検討を進めてきたとあるマンションの販売。

いよいよ販売というところで、僕は購入を見送るという結論を通知しました。

営業の方は、当然買うだろうくらいの確度で見込んでいたと思うので、きっと相当なダメージがあったに違いありません。

営業さんからすれば、断れることなんてザラで慣れっこなんでしょうが、僕の検討具合的には、まさに青天の霹靂だったのでしょう。

見送りの連絡を入れたその日には、何回も電話がかかってきたし、私の家に訪問してくる人もいましたし、週明けにはマンションの資料が郵便受けに入れられていましたから。

僕自身は、この判断は間違っていなかったと思っているし、、、後悔はありません。
(絶対)買いたいと思えるだけの魅力があるかに対し、物足りなさというか不満という感情が勝ったということです。

この結論に至ったのには、複数原因があります。
まず、販売スケジュールがかなり遅れたこと。遅れたことにより、他の物件を検討する余地を僕に与えてしまいました。

真実の感情は自分だってわからない気がしてしまうのですが、あるマンション系掲示板に書き込みしてるうちに、前向きな気持ちより、後ろ向きな気持ちの方が強いことが表面化してきたんだと思うのです。

【2】
8月に、某百貨店のイベントで、手袋をセミオーダーし、できあがったので受け取りにいきました。

試着したところ、左手がはまらないという状態になりました。
同じサイズのサンプル品だと問題なく装着できるためメーカーに確認となり、結果、作り直すということになりました。

たまたま同じ手袋のセミオーダーのイベントがあったので、そこで改めて採寸し熟考した結果、ワンサイズ上げることにしました。

百貨店やメーカーの担当者の方はずっと謝っていました。
僕は、緊急を要するものではないし、どうか気になさらないようにと重ねて伝えましたが、気まずくなりました。

確かに、はまらない左手をそのまま渡されて残念でした~ってなったらキツかったですが、最初のオーダーの時だって採寸して試着して決めたのに、自分を含め誰かが、どこかで判断を誤ったんだろうと思うと辛かったです。

作り直したものが仕上がってきたときに、また謝られると思うと、ちょっと気が重いですね。。

こういう時、百貨店の不備だとか言って怒れるガッツがある方が、いっそ楽なんじゃないかと思いました。

【3】
タートルネックのニットを買おうという計画があり、10月はじめに行きつけのお店で下見をしていました。10月下旬にお得なキャンペーンがあるので、その時に買おうという計画だったわけです。

下見で見ていた商品は16,000円(税抜)であることを値札で確認。
これが高いかどうかは、今回は置いておきましょう。イベントの頃にはカラーバリエーションが増えているということでした。

そして、イベントの時に来店して、下見の時に見たニット(グレー)と、新たに提案があったブラウンのタートルネックを比較して、ブラウンを選択しました。

「あぁ、いいカラーがあったな…」などと満足していたところ、会計で提示されたのは42,000円
意味が分かりませんで、「高いですね…」と僕は言いました。ただの感想(笑)

「カシミヤ100%のお高いやつですので」ということで、確認を求められたところ、同様したまま決済をしました。
本当に動揺していたので、危うく株主優待の割引カードを提示し忘れるところだったよ…

商品を手にして帰路についたわけですが、駅まで歩いている途中で、いろいろな考えが巡ってきました。

ここ最近は、商品価格を説明しないで売ろうとばかりしてくることは理解していて、価格は質問して確認するようにしていたのに…下見の時に見た商品と判別が付かず、値段(16,000円)が同じだと思ってしまった自分の油断だ。情けない。

まず、自分が悪いと思ったわけです。

でも、今回ばかりはそれで終わりませんでした。

4万円ほど出した価値を、自分は認められるのか??

「前買ったニットが高かったからな~。コートは買えないや」的な謎の年間予算駆け引きで納得できるのか??

理不尽と思ってしまったこのこと、ずっと忘れられないかもしれない。返品しないと一生後悔する…

帰路につく電車が発車したとき、僕はホームにいました。
そして、お店に引き返し、返品をしたのでした。

さすがに変な空気になりましたね。
これも、自分が会計の時点で購入を取りやめておくべきでした。迷った結果返品に至ったことは、利害関係者全てにマイナスを植え付けたでしょう。
自分が感情を押し殺していれば(返品しないでいれば)、苦しんだのは自分だけで済んだかもしれないけれど、自分が背負うマイナスはとても大きかったでしょう。

でもまぁ、こういうしんどいことをしたからこそ、お店(店員さん)にいい警告になったかもしれません。
「二度とあの店で買い物はしない」的な気持ちが上回る可能性は、、現時点では否定できませんが。

そうは言ってみたものの、【1】に関しては自分に罪の意識みたいなのが全くないし、【2】に関しては100%百貨店側の判断に自分が追認しただけで意見がないのですが、【3】だけは堪えました。

『逃げるは恥だが役に立つ』か…
ニットを持って、逃げ出すべきだったか

間違わないよう、自分に問い続けするしかありませんね。

それでは。