私は女性専用車にいた

昨日の帰りのこと。
山手線の線路トラブルに付き合わされました。
なので、途中つくばエクスプレスでワープをすることにしたのです。
後発列車は快速だかなんだかでしたが、私は、ちょっとしたら乗り換えるので、先発の普通列車にしました。
地下鉄という選択肢はあったのですが、日頃やや混雑しているため、意思を持って避けました。
あおいちゃんは、結構好きなんだけどね。
はしっこの車両に乗ってました。
かなり空いていて、後発列車に吸い込まれるのか、単純にまだまだ発展途上なのかを考えると、熱い気持ちになりました。
ひと駅進んだところで、駅員(の服装をした男性)が私に声をかけてくるんです。
俺は、スピッツの歌を聞くのに忙しいんだが…
「ここ、女性専用車なんで」
ほぅ。知らんな。
私は、悪意はなかったのですが、駅員の発言の趣旨がよくわからなかったので、「すみません」と返答し、降りようとしました。
どうせ、俺は邪魔者なのだろう。
疑う余地がないのが残念だぜ。
しかしながら、駅員が異様にタフで、私に突拍子もないことを言ってくるのです。
「降りなくていいので」
まさに、とんちです。
女性専用車だから出ていけと言ったくせに、降りなくていい。
網棚にでもあがれと言うんでしょうか。
今でこそすっとぼけられますが、緊急事態でメタモルフォーゼな私は、電車の中で車両移動をしろと言われていることに気がつきました。
女性専用車から隣に移動したところ、女性専用車からつまみ出された男性で溢れかえっていたそうな。
私は、こうして社会復帰を果たしました。
つくばエクスプレス車内でこれまでを振り返りました。
不思議なことに、この有り様に気持ちが悪くなって、吐き気がしてきました。
吐きませんでしたが。
駅員以外に誰も指摘しないのは、不思議はありませんでした。
女性専用車の存在は、普段使わない路線とはいえ、ここまで完璧に気がつかないのには驚きました。自分に。
モテない自分としては、得た教訓は、女性は信用しないことってところでしょうか(爆)
機会があれば乗ってみてとは言えませんが、もしもの時には、周りを見て危険を察知することが必要なようです。

私は女性専用車にいた」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS: 360486a1cb0c48d37251459dc22c0c04
    この男女平等にうるさい時代に、女性専用車両がさも当然のようにまかり通っていること、
    痴漢追放策のはずなのに、いつの間にか男性追放策にすり替えられてしまっていること、
    男性は女性への配慮のつもりで女性専用車両に賛成・協力しているのに、女性からは「痴漢をやりかねないから、あるいはやましいことがあるから追い出されている」としか受け取られないこと、
    本当に怖いのは、こういった不条理に気付かないことです。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >東京メトロン星人さん
    東京メトロン星人さんが指摘される問題はあるかと思います。
    まぁ、営利企業がサービスの形でやっているものですから、それはそれでいいと思いますが、辱めを受けないですめばいいなと、今回の件で思っているところです。

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