そして今日も荒れなかった魔女のいる青森

本当は、プライベートの不平や不満を垂れ流す鬱ブログを書くつもりだったのですが、他人の失策叩きにをして世の中を憂う系の展開で使えそうなネタが新鮮でない(舛添元東京都○○とか)のと、ヤバいやつ(高知○○とか)しか思いつかないのでやめました。

せっかくなので、見事に完結したふらいんぐうぃっちの話をします。

なんとなく、魔女もの(?)にありそうなことが、だいぶなかった気がします。

(1)戦わない
バトルはもちろん、日常のケンカ的なことも記憶にありません。
使い魔同士が仲悪いみたいなことくらいあっても良さそうだけど、それもなかったですね。いや、、犬飼さんと茜姉さんがあったか…

主要使い魔が、茅野愛衣・佐倉綾音・小沢亜李。この人選をした人に、俺からマンドレイクをプレゼント!

(2)普通の人扱い
本人が魔女であることをたいして隠さないことと、周りが魔女に警戒も特別扱いも(ほぼ)ないです。
そんなん魔女の宅急便でもせやろと言われそうですが、ふらいんぐうぃっちには、魔女宅より非現実的なことを違和感なく溶かし込んでと考えます。

(3)リアルな聖地
魔術や非現実なことはそれなりにある割には、世界はリアルでした。
青森新幹線を超える経済効果をもたらすのではと妄想します。

(4)イタズラないしは体験学習レベルの魔術
ウィッチクラフトワークスは、戦っていたこともあって、魔女というより魔法使いと呼びたくなる感じでした。
真琴ちゃんが、まだ魔女歴が浅いというのがありましたが、茜姉さんが居ついてもむちゃくちゃな魔術はなく、とにかく千夏ちゃんが楽しそうだったことが印象的。
千夏ちゃん、家にも欲しい!

(5)オチの少ない各話フィニッシュ
最後にオチのつく話もあったのだけれど、「まさか、、このまま今回は終わってしまうのか~~(ドキドキ)」ってしながら、マジでそのまま終わることが多かったという感覚。
この引き際のよさは、「もう、終わっちゃったの??」と、早く次が見たい衝動を呼び覚まし、社会問題になったとか…

(6)存在しないのか恋心
圭くんは、あれだけ女子に囲まれていながら、恋心のようなものを見せませんでした。

真琴の天然にドキッとしたり、実はなおさんに恋してたり、茜姉さんとラッキースケベがあったり、犬飼さんに一目惚れしたり、幽霊が怖いと言いながらつきあってたり、千夏ちゃんがブラコンだったり…

あと、なおさんが真琴ちゃんのバストサイズに嫉妬する展開もなかったすね(´_ゝ`)

ふらいんぐうぃっちというアニメは、とにかく、キレイで平和だった。
人生は、こうありたい(気がする)。

それでは。

千早群像と愉快な仲間たち

映画館で見た特報で、面白そうなバクマン。や、期待しすぎてしまったかもしれないここさけをよそに、蒼き鋼のアルペジオを二度見ました。

TOHOシネマズ日本橋に行ったのだけど、多分入場者特典配ってなかった。
特に問題ない。

あと、東宝シンデレラの人、名前を覚えられていないけど、タイプ。

さて、アニメから劇場版第一作を踏まえての今回なので、総集編を含んだ劇場版第一作を見ていることが今作を解釈する上での前提と言えると思います。
雰囲気だけではもったいないので…

二度見たことで、ガルパンのアニメを見ていた頃の楽しさと同じようなものを蒼き鋼のアルペジオにも見いだしました。

ヒロインの声優が渕上舞さんで、渕上舞さんはかわいいってのは大事(?)だけど、そこじゃない。

創意工夫に富んだユニークな戦術です。

蒼き艦隊のみなさまは、地形や海流、柔軟な発想を駆使して戦略を立て、それを実行する実力を備えています。

結果、タカオをメロメロにし、キリシマをヨタロウにし、コンゴウを解放し…(以降劇場版へ)活躍を遂げてきました。

ガルパンにおける大洗女子のみなさまは、カリスマ集団あんこうチームを中心に、キモカワな作戦名とは裏腹な創意工夫に富んだやり口で格上を撃破し、ついついオレンジペコさんも応援してしまう戦果を挙げております。

どちらにしても、ジャイアントキリング的な要素に溢れており、相手方の白旗、悔しがり方、実力の評価に、私としては爽快感に加え、不思議と誇らしさを覚えるのでした。

映画終盤に入ってきたところで、霧の生徒会との対決がやはり秀逸で、蒼き艦隊の総力が見られます。

ラストシーンは、それっぽい場面がCMで流れてますけど、CMで抱く印象とギャップが少なく、作品を通してイオナの感情の芽生えや気持ちの揺れ・迷いを感じてきていれば、感動します。

ちょっと切ないラストからのエンディング、Tridentの『Blue Destiny』が、絶妙に響きます。
※ハルナ(CV:山村響)と掛けたわけではない

Tridentについては、劇場版第一作目の特別版の方に、ファーストライブの映像が収録されていますね。
他にも付属特典はいろいろあるけれど、Trident人気もあるでしょうね。

スタッフロール含め。
シアターが明るくなるまで必見です。

好きなものを好きと感じる気持ちを、蒼き鋼のアルペジオの映像作品を通じてまた思い出した気分です。

最初のアニメ放送は、ガルパン直後に始まったこともあって、渕上さん売れたなぁと思いつつ、仕事が多くてTokyo MXの放送に間に合わず、録画もしてなかった作品だったのですが、再放送をそこそこ見て面白く、なんとなく劇場版第一作を見てスゲー面白く、再々放送はちゃんと見て当然面白く、劇場版第二作で最高に面白かったわけです。

さあ、11月にはガルパンですから、地上でドンパチする作品も期待したいですね。

当初予定より1年は遅延した劇場版(のはず)なのだから、再放送でも埋めきれなかった(?)ブランクを補って余りある内容…と期待します。

期待が大きくなりすぎた可能性は否定できないけど…

それでは!