たぶん違反ですけど

サブカでHigh Ton出してしまったダメ野郎です。
さて、今朝に予想もできない訪問者がやってきました。
私の家には一応除き窓がついているのですが、窓というのがミソでして、気配を消して極秘に見ることにより、面倒な勧誘をやり過ごすことができるのぞき穴やそのたぐいではなく、窓を開けて見る必要があるため、どうしたって自分の存在がばれてしまうくそ使えないシステムを採用しています。
はじめて使ったんですが、訪問者とバッチリ目があって、会釈をされました。
とりあえず、応対をしてみることにしました。
宗教でした。世界中で読まれている聖書とか言う本を薦める女性でした。
なんと、同じ団地に住んでいるそうです。
僕の記憶ですと、宗教の勧誘はしてはいけないはず。思い切り秩序を犯しています。
たぶん、団地に住んでいるというのは嘘でしょうけどね。
まぁ、団地内で自治会とか称す輩もいるんですけどね。こちらはたまに集金袋が回ってきますが、完璧に無視して上の階の人に突っこんじゃうんですけどね。
退去するときにでもなったら、悪の枢軸を訪問して、いかにばかげたことをやっているか諭してみたい気がしないでもないですが。
さて、その女性ですが、なんか雑誌みたいなものを渡そうとしてくるので、「いらないです」といって断りました。
どうも、数千の言語に翻訳されていることから、実に素晴らしいものであり、君も読んでみなさい、という論理ですが、その女性そのものを含め、全く興味を抱くに至らないので、
オ:「私は、宗教のように自分の意志をなくすようなものはいりません。そうやって、よりどころを作れば楽かもしれないけど、そこには自分がいないでしょう。」
みたいなことを言って、宗教は全く信じないことをアピールしました。
すると、
悪:「ご自身の信念をお持ちなんですね」
と言われました。
これにはキョトンとしてしまいましたね。
まず、僕の意志に対して、一定の理解を示したということが感じ取れます。
これは、何にとらわれたか知りませんが、自分のやっていることがいかに問題かわからないまま宗教の勧誘をしているような人には見られない譲歩です。
加えて、僕がしてしたことも暗に含まれていると解釈できますが、勧誘をしている張本人には信念が存在しないということです。まぁ、これは単に言葉尻というだけで、そこまで彼女が表現していたという保証はないんですけどね。
その言葉を聞くと、なんだか悲しくなりました。
何にも保証されない人生を歩みながら、自分が背負うべき人生の一部、大部分、もしくは全部を放棄してしまうのだろうと。
そして、彼女は「わざわざ対応していただきありがとうございました。そして、貴重なご意見をいただきありがとうございました。」といって連れの女性(こちらの方は、しゃべらなかったどころか、僕に顔を見せて挨拶すらしていない…)と帰って行った、もしくは次の家に勧誘に行きました。
こういう発言をすると、
1)実は、いわゆるいい宗教に入っているのかもしれない。
2)礼儀がある人である。
3)実はまだ宗教につかりきっていない。
などと考えました。
でも、僕はそこまでお人好しではない。
宗教をやめるように進言するような真似はしませんでした。
宗教はあり得ないといい、ただその人の自由だからと付け加えておいたので。
もちろん外部の刺激は、行動の変化には大きな要素なのですが。
こういう場合は、気づき。
自分で転がっているものに気がつかなければ、何も変わらないのです。
そのくらい、深く根付き、その人間を定義するものですから。
僕は、彼女は同じ行動をとり続けるんだろうと、そう思いました。

たぶん違反ですけど」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    むしろ宗教に浸かりきって、悟りを開いてるのかも。
    んなわけないか。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >煮魚@南国さん
    悟りを開いているなんてことはあり得ないですよ。なぜなら、宗教の勧誘はしても、その宗教のどこがいいのかといったことは、一切説明できないですから。

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