乃木坂46のオールナイトニッポン後任パーソナリティ予想

乃木坂46のオールナイトニッポンにおいて、現在のレギュラーパーソナリティである新内眞衣さんがグループを卒業することに伴い、新しいレギュラーパーソナリティが選定されることになった。そして、2022年1月26日の放送で発表されるということだ。

この放送週はスペシャルウィーク(聴取率調査週間)だ。通常、スペシャルウィークは偶数月に設けられるので、1月というのはレアである。理由は明らかになっていないのだけれど、2021年8月にスペシャルウィークがなく、9月にあったのは、オリンピック・パラリンピック対応と思われたので、冬のオリンピック対応で前倒しになった可能性が高い。3月にならなかった理由は、改編期が近いからだと思った。

本題だが、私は4期生の掛橋沙耶香と予想している。確たる理由はもちろん少ないのだが、以下のように考えた。なお、順当な人選なら久保史緒里と思ったが、嬉しいけれどもサプライズの少ない人選は、あえて望まないことにした。なお、後任パーソナリティが発表されるというヤフーニュース記事で、掛橋を予想する旨コメントしたら、いいねが2に対し、イマイチが25くらいついた。

  • なるべく3期生か4期生
  • 深夜の生放送なので、18歳以上
  • 現在ラジオのレギュラー番組がない
  • 週に1回夜更かししても、差し支えるような(レギュラーの)仕事がなさそう

現任の新内さんは、よくもわるくも自分の話がうまく、一人で2時間任せても問題なさそうな実力だ。それであれば、しゃべりが上手そうなメンバーないしはベテランという考えが浮かぶだろうが、私はそうは考えない。何せ、オールナイトニッポンでは、メインパーソナリティの他に毎回メンバーが来ているからだ。このスタイルは継続になると考えている。そうすると、一人しゃべりが上手いことは、最優先事項ではない。いろいろなメンバーと仲がいいとかの方が役に立つと考える。現在は主力というか、メンバー数が多いのが3期・4期なのだから、そこから選ぶのが妥当であろう。

次に、現在ラジオのレギュラー番組がないという点が大きいと考える。改編期のことを考えれば、直近では3月末交代が収まりがいい。しかし、新内さんの卒業に合わせたタイミングとなったので、2月の途中で代わるということになった。その点も踏まえると、現在ラジオのレギュラーがあるメンバーの可能性は、グッと低くなる。特に、深夜放送の番組や、キー局の番組を持っている場合は、現職を辞してオールナイトニッポンを受けるくらいの大仕事。これだけで、れなち・ひなちま・矢久保・まゆたん・かっきー・柴田・弓木・真夏・聖来あたりは、あり得ないと考えた。実際、2月中旬から移るのであれば、もう現在の番組は卒業発表しているはずである。そして、番組卒業を発表した者はいない。こういう事実を踏まえると、賀喜ちゃんとか、まゆたんとか言っている方は、さすがにと思うのだった。まぁ、賀喜ちゃんはschool of rockとは違う曜日なので、スケジュール的にはあるだろうけど、まゆたんはオールナイトの直前までレコメン生出演中なので、レコメンを辞めないとあり得ない人選だ。

3点目は、負荷分散の観点で必要なことだ。副キャプテンに就任し、現在ラジオのレギュラーがない梅は、当然無難な人選で最有力の一人になるわけだが、朝の番組「THE TIME,」月曜日レギュラーである。「THE TIME,」では、出ずっぱりな役回りではないと理解しているが、朝晩の振れ幅は単純にしんどく、避けるだろう。私が久保を本命にしなかったのも、この観点がある。久保は現在、月曜ラビットのシーズンレギュラーなのだ。Creepy Nutsのオールナイトニッポン0に出演した後、翌朝のラビットに出演した見取り図というのはあったが、クレイジーな働き方だ。曜日が違うので、そこまでではないが、なるべく避けた方がいいやつだ。日向坂46のかとしが、火曜日のラビットに出て、その日はレコメンで25時終わりというスケジュールをこなしていた時期があった。かとしはこの時、「君しか勝たん」のプロモーション期間も重なっており、そのセンターとしての活躍もあった。本当に大変だったと思う。

最後に期待としては、掛橋がメインパーソナリティをやれば、例えばギターを鍛錬している彼女に、何か弾き語りするような時間を設けるとか、これまでなかったことができるイメージがついた。そうはいっても、弾き語りはやんねえかもしれないが。それに、掛橋には4期生でセンター楽曲『図書室の君へ』があるし、現時点の最新シングル『君に叱られた』では初選抜されている。売り出し中なのだ。

ラジオ経験者で言えば、飛鳥ちゃんや悠理ちゃんがいる。空いてるんなら飛鳥ちゃんがやればいいと思うんだが、毎週メンバーを呼んでとすると、逆に大物過ぎてダメだと思う。悠理ちゃんは、大学との兼ね合いをしつつ、クイズ番組に注力しているところだと考えるので、ないとおもった。ラジオをやるなら、金つぶを1年で卒業する必要もなかったのではと思うし。金つぶを引き継いだ柴田は本当によくやっていて、好きなった。

私の予想が掛橋なので、もう掛橋しかあり得なくね的な思考しかできない。まぁ、当たったところでどうと言うこともないし、絢音さんが推しメンなんだから絢音さんがいいなとかも思うけど。いい引き継ぎができたらなと思うところ。

当日が楽しみだ。それでは。

オンラインライブを見て感じたこと

今年もよろしくお願いいたします。

2020年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響があり、これまでの生活様式を大きく見直すこととなりました。その結果、従来のやり方を変えて、継続したことも出てきたと思います。

比較的当たりだったと言われるのが、オンライン系のイベントです。特にエンターテインメント分野に関しては、ライブや舞台をオンライン化することにより、地理的な限界だったり、金銭的・心理的なハードルをクリアして参加・視聴したという方も、多かったのではないでしょうか。

かくいう私も、結構いろいろ見たものです。課金が必要だったもので、2020年に参加したものを列挙します。

  • 日向坂46「HINATAZAKA46 Live Online,YES!with YOU!」(2020年7月31日、無観客)
  • 欅坂46「THE LAST LIVE」(2020年10月12日、無観客)
  • 乃木坂46「NOGIZAKA46 Mai Shiraishi Graduation Concert ?Always beside you?」(2020年10月28日、無観客)
  • Creepy Nuts One Man Live「かつて天才だった俺たちへ」(2020年11月12日、観客あり)
  • 乃木坂46「乃木坂46 アンダーライブ2020」(2020年12月18日・19日・20日、観客あり)
  • 日向坂46「ひなくり2020~おばけホテルと22人のサンタクロース~」(2020年12月24日、無観客)
  • 福山雅治「30th Anniv. ALBUM LIVE AKIRA」(2020年12月27日、無観客)

   ※欅坂46のラストライブは、1日目しか見なかった

オンラインライブのメリットは、既にいくつか挙げていますが、他にあるとしたら、配信だからこそできる演出でしょう。CG、ARを使った演出が特に印象的でした。そういうことも踏まえ、一番よかったなぁと思えるのは、ひなくり2020です。私の推しメンであるまつだこの(このちゃん、松田好花)が病気療養から復帰し、一部パフォーマンスしたことが大きかったことは抜きにしても。

オンラインライブのデメリットは、視線=自分が何を見るかが制限されることだと感じました。ライブに現地参加した場合、自分の席があるのである程度の限界はありますが、どこを見ようが勝手な部分があります。一方で、オンラインでの配信となれば映し出される映像がすべてであり、映っていないところで推しメンが神パフォーマンスをしていても、見ることができません。最初から見えないなら、期待しなければいいという立場が取れるので、絶望するほどのことではありませんが。
この点は、同等の公演を短期間に複数回見ると、結構ツラいことがわかりました。乃木坂46のアンダーライブは結局全日程見てしまったのですが、アンダー曲が30曲あり、1日目・2日目が重複ありで20曲(そのうち重複はたしか10曲)、3日目はノンストップで30曲披露でした。さすがに、ちょっと飽きちゃったかな…という印象も持ってしまいました。

また、生パフォーマンスの配信は常にイレギュラーがつきまとうため、カメラアングルが完璧であり続ける保証はありません。スタッフや別のカメラが映り込むことは、それほど珍しくないことも体感することができました。リハーサルがどれだけきちんとできるかによるのかもしれません。欅坂46のLAST LIVEや白石麻衣卒業コンサートは、非常によくできていたと思います。
観客がいる場合の配信ライブですが、接写するカメラが現地の人にとって邪魔になってしまわないのか、ちょっと気になりました。まぁ、会場に設置されているであろう大型液晶の映像は配信の映像と同じ可能性が高く、もっぱらそっちを見ていると気にならない可能性がありますが。また、主に演奏や歌唱を楽しむのであれば、少々カメラが目障りでも問題ないと考えるかもしれません。Creepy Nutsは、そういう観点でもよい武道館公演になったと思います。

ライブの醍醐味の一つは生パフォーマンスにあると思っています。失敗であったり、ある意味の不完全性は、生パフォーマンスであることを裏付け、時間を共有している感じがあやふやになりがちになる配信ライブに、生きている感覚を与えてくれます。アーカイブ配信があるライブも増えたと思いますが、公演日に見たあと、再度アーカイブを見たという方は案外多くないと考えています。サブスクの影響もあり、さまざまなコンテンツを大量消費する時代、エンターテインメント分野においても、同じものを繰り返し楽しむということは少なくなっているのではないでしょうか。音楽のように、日常行動に溶け込みやすいものはさておき、一続きで2時間程度はかかり、視線を必要とするライブはなかなか短期間で繰り返してみるのは大変なのではないでしょうか。
さて、生パフォーマンスならではの感覚を踏まえ、福山雅治のライブですが、僕は混乱しました。そもそも、配信当日生パフォーマンスだったか、事前収録したものを配信したのかわかりませんでしたが、完璧過ぎたのです。演出およびカメラアングルは完璧(カメラやスタッフが映り込むような場面がゼロ)だし、事前に歓声の音声を送ってもらう取り組みをやっていて、それこそ実際のライブをオンライン上に再現しようとする試みだったと思います。完璧過ぎて、ライブらしくないなと感じてしまいました。公表されていなかったと思いますが、事前収録の配信だったのでしょう。そう考えても、やはり完璧過ぎる不自然感がありました。収録された音楽番組で、ライブ部分を2時間続けて見ているような感覚は、体験がないのです。なので、脳が付いていかなかったのだと感じました。

事前収録したライブの配信は、多くはありませんがいくつか取り組みとして見かけたと思います。正直なところ、運営スタッフがコロナ陽性で、主たる演者が濃厚接触者と判定されてしまうと、全滅してしまいます。なので、ある程度期間の余裕をもって収録してしまった方が、イベントをやりきるという観点であれば正しいです。ライブなので、撮って出しにしてしまっても、言い訳できるというか、格好がつくというか、それが正しいという感じがします。
あと、「この日のこの時間」とすると、場所を特定して出待ちが現れるかもしれないというリスクもありますからね。

総じて振り返ると、楽しめたものばかりだったと思います。同じ公演を複数日見ることによる飽きや、完璧過ぎるライブに感じた違和感は、発見になりました。
アーティスト側は、観客のいるライブができることを望んでいる方が多いですね。それができることは普通の世界だったのですから、当たり前だと思います。普通にライブができつつ、オンラインライブ・オンラインイベントが、さらに新しい次元に進むことを期待したいと思います。

2021年も、年始から厳しい状況ですが、どうかご健康に。

それでは。