すごく日本の交通は便利になっているといえる

今日は、朝から出前落語をやってきました。
開始が10時。荷物を取りに部室にやってきたのが9時30分。
嫌な予感がします…
とりあえず、共演者に連絡を…
実は、場所が良く分かっていない…
相手は、ちょうど目的地にたどり着いたようです。
場所を聞きました。
到底自転車で30分の距離ではありませんorz
私の分担の荷物があるので、バックレるわけにはいきませんし…
とりあえず、日が昇る方向に向かってダッシュ!!
しかし、すぐに限界を感じたため、クリエイティブな解決方法を考えながら走ります。
タクシーに乗ろう!
そのあまりに単純な回答に、愕然とします。とはいえ、上手に乗るポイント+自転車を乗り捨てるポイントを判別するのが難しい。大学周りでは、なかなかタクシーが捕まえられないし、自転車を家に置きに帰る余裕はない。
あそこだ…
脳裏に浮かんだ忌々しい思い出。
タクシーが「こっちこっち」しているような位置取りをして待ちかえる場所。
なんとなく、関係者。
大学病院…
正面入口の駐輪場に止め、玄関方向に進み、タクシー乗り場に行きます。
決まりが悪いので、なぜか夜通し付き添いをしていた人が帰る風を装うことにします。
行き先を告げます。
運転手氏は、未経験の地であるようです。
しかしながら、カーナビに入力すると、完全にコーチしてくれることが発覚したため、特に問題はありません。
しかしながら、
「行ったことありますか?」と聞かれて、「私はないです」と答えてしまった以上、「夜通し付き添いをしていた人が帰る」という設定を、ものの1分で破綻させてしまった自分がいるのです、そう、そこに…
約束の開始時間の3分ほど前に無事到着することができました。
かかった料金は、1290円。急いでいたので、「釣りはいらねえぜの流れなのですが、
到着目前に2度運転手の携帯のへんてこな着信音が流れたので、10円を受け取ることにします(爆)
出演は、必然的に最後になりましたが、落語自体は(自己採点)60点という出来で、なんとも複雑な気持ちにならざるを得ませんでした。
帰りは、なぜだかとことこと大学病院まで歩き、自転車に乗り、大学まで戻りました。
なぜだが、すごく出前が多いので、(4年目にもなって)これからはこんなことが無いよう、気をつけます。

ひとまわり違うの…

今日は、ある小学校で落語をしてた。相手は、6年生とその学年担当の先生・校長先生・保護者の方・地域の方。私は小学校の出前は初めてだったので、笑いが取れるのか不安で眠れないかと思ったが、打ち上げで久々にお酒を多く飲んだので、コテッと寝てしまった。
朝は7時半に目が覚め、やろうと思っていた「桃太郎」の復習。小学生を想定し、ほんの少しだけ改良を加えておく。
10時半に一度部室に行き、着物を持っていく。もう一人の出前に行く部員に電話。私の電話で起きたようだ…
仙台市中心部からバスで移動。12時過ぎに着いた。
企画をなさったPTAの方に連絡を取り、小学校に入る。若いエキスでいっぱいだ。
チョコチョコしているうちに、校長室へ。学校に出前に行けば何も珍しいことではない。名刺をいただいた。
そうすると、昼食として給食をいただいた。中学では給食がなかった私は、実に11年ぶりの再会だ。
おいしかった。
塾講師の同僚で、小学校の先生になった人がいたが、目的は給食だったのではないか…ちなみに、教職員も給食費は取られるらしい(←記憶が曖昧)。そして、最近の給食費未払い問題が、頭に…浮かばなかった。
しばし、校長先生と談笑。上の子どもが就職に苦労している2度目の大学4年生らしい。やはり、就職を決めることができた自分はそれなりによかった。
舞台等を整え、着替える。1時半のチャイムが舞台の幕開けを告げる。そう思ったのだ。
やはり、小学生。一同に会すれば、すぐに静まるはずもない。結局、会が進行するまでに5分くらいかかる。
いよいよスタート。後輩から舞台へ。枕がメチャメチャだが、やった「子ほめ」は、関西弁の意味を補いながら親切だった。この演技を見て、小学生はメチャメチャ笑うことを確信。
さて、私の出番である。「桃太郎」の定番にした、「芸名→出身地→名産→桃太郎」というまさに岡山県人ならでは枕でスタート。
反応は、いい感じである。
しかし、人生は甘くない。マイクからヘンテコな音が出るトラブル発生。
ちょうど、「鬼ヶ島の鬼退治で、人生の荒波を表わしている」という下り。マイクトラブルが悔しいので、「落語中にマイクがおかしくなって、こういう苦労もあるんだよ」見たいなことを言いカバー。会場は爆笑だ。
結局直らないので、マイクを切って本編に戻る。やっぱり動揺してしまったのか、重要な一文をいい忘れてしまう。しゃべりながらそのカバー方を見出し、自分の手ごたえとしてはギリギリアウトな感じで乗り切った。
時間に余裕があったため、質問タイム。ここで、見事に一本取られてしまった。「子ほめ」で人のほめ方として、2~3歳年齢を若く言うことが出てくるのだ。これが超重要。
女の子(以下、A)が手を上げる。
A:「年齢はいくつですか?」
私:「今年で23になりました」
A:「若いですね。21~22に見えます」
いまどきの小学生はいろいろな意味で侮れない。
講演は無事終了。すると、私はいっぱいの子どもに囲まれ、握手など求められる。きちんと対応した。ある女の子に、「演歌は歌いますか?」と質問された。偏見である。「歌手は、福山雅治が好き」と言うと、「知らない」と言われた。世代の差か…
着替え、PTAの方と談笑。小学生の書いた感想を少し見た。面白かったようで何よりである。後日、郵送でいただけるそうだ。面白感想は、後日紹介しよう。
その後は、最寄の駅まで送迎してもらった。道中は、なぜか高校での未履修問題で盛り上がった。