第76回紅白歌合戦

2025年大晦日の紅白歌合戦出場歌手が発表された。

今年は、フジテレビが新しいカギでダンス大会をやるので、そちらが楽しみである。新しいカギは、本当にいい番組。力尽きるまで続けてほしい。

さまざまな意見があると思うけれど、私にとって大きいのは、星野源が出演しないこと。

今年は、アルバムを出し、全国・アジアのホールツアーを行い、さらに映画主題歌となった新曲も出た。音楽活動に関しては、相当な進捗があった年だった。

去年は、直前で歌唱曲が変わるということがあった。

芸術が悪意に破れたという事実は、この国に存在する陰湿な存在と、悪い意味の忖度文化が高い次元で結びついた、それこそ地獄だった。ハインリッヒの法則の頂点を、久々に見た気分だった。

もし、今年の紅白と星野源に執着するなら、布施明の時間にニセ明が登場することを祈るしかないだろう。

この事案が大変ムカつくのは、「地獄でなぜ悪い」に文句を言ったものが、幸せになってしまったことだと思っている。許せないが、憎む価値もない。忘れられるなら自然と忘れるし、忘れられないなら、いつかどこかで話題に出し、「絶対許さない」とか言うのだと思う。それでいいと思っている。

どうにしろ、今年の大晦日は、フジテレビが楽しみなのだ。紅白では、Perfumeが当面最後のパフォーマンスだし、福山雅治は「クスノキ」を歌うだろうから、そういう楽しみは一定ある。審査員席に、私がいるかもしれないし。

それでは。