うまく巡らないお金

先日、ヨーカ堂に設置されたセブン銀行ATMに利用明細が放置されていました。
10万円のキャッシングだった気が。
ヤミ金融なんかは、法改正を控えた6月を前に、最後の勝負をかけているのか、最近ポスティングあるんですよね。
法改正を知らないだけかも知れませんね。
「まずはご相談ください」の電話番号が080ですから、友達感覚です(爆)
「ショッピング枠を活用しましょう」という、ぜひ怪しいと気がついてほしい宣伝があります。
とっても怪しいお店で、なんか商品をカードで購入し、その買った商品をお店がその場で現金で買い取るという仕組みだそうです。
ほぅ。
殺し文句は、「ショッピング枠の方が、キャッシングより金利が低いよ」です。
当然知ってるよと、総突っ込みですね。
いろいろダメそうなところを挙げておきます。
■そもそも、買い取りを生業とするのに、古物商だか必要なんですが、そういう免許を持っていない可能性。
生まれながらに犯罪ですね…
■金利は確かに安くても、お得ですか?その後も考えてみましょう。
まず、お店の儲けがどこから生まれるのでしょう。
まずは、購入金額と買い取り価格の差益ですね。
10万円の商品を売り、9万円で買い取り…
このとき、商品ってなんなんでしょう(爆)
10割で買い取りなんて、絶対あり得ないっす。
この差額を考えると、結果的にキャッシングの方が安上がりの可能性は十分あり得ると思います。
悪いお店なら、スキャニングくらいはしてるかもしれませんね。
で、支払ったお金は、当然カード会社が回収に出るわけですから、お店は貸し倒れリスクを強力に回避することが出来ます。
残念な商売なんです。
情報商材のスパムメールで、「甘い話はありませんが、上手い話はあるんです」といったとんちみたいな殺し文句を見て、吹きました。
誰がおいしい思いをするのか考えると、買わせたやつなのです。
利益の分配は適正であるべきですから、このように相当な偏りが発生する構図は考え直すのがよろしいと言えそうです。
ただ、お金という存在は、時に何よりも優先されますから。
難しいもんです。