祝福

昨日、大事な人の誕生日でした。
公式に誕生日会をするとか、オファーはなかったですが、(勝手に)お祝いに行ってきました。
そういうつもりで、プレゼント買ってたし。
そうそう、私の場合、公式な告知があると、必ずといってよいほど呼ばれないか、事後連絡になるんですよね。
気がついたら、もっとも中心的なときに不在なんです。
まぁ、今回は自主的に行動したんで。
しかしながら、それはそれとして問題というか正念場を感じました。
いつもの通りのつもりですが…
1)血が通ってないように、手の先が冷たくなっている。
  そして、たまに手が震える。
2)いつも通り、無口だから全然しゃべらないものの、発言時に声がいつもよりでかい。
3)いつも以上に挙動不審。
といった、症状が顕著でした。
わかりやすくいうと、とっても緊張していたということです。
プレゼントは、視力矯正器具。
現在所有していないという話を聞いてから、漠然と考えていたんですが、あえてそこを選ぶのはとても勇気の必要な決断だったのかもしれません。
本人がご一緒なら、迷う必要はなかったでしょう。
しかし、そううまくもいきません。
なら、本人の写真でもあればいくらか参考にできたんですが…
意外と、持ってないんですね。
一般的な情報収集、下調べ、本人をガン見して観察。
できる限りの配慮をしてきました。
台風の中、当たりを付けたものを探しに出かけました。
結論でいえば、それそのものはなかったです。
代わりといっては何ですが、色味が絶妙なものがありました。
すぐに有力候補となったのですが、店員を呼びつけて、対案と議論を開始しました。
店員の持ってきたものは、たまたまでしょうか店内を一周して目にとまったものでした。
大変に意志決定が難しくなりました。
いずれにしても、私の感性では100%に近い満足度を得られるものでしたので。
しかし…結果的に、いずれでもないものを選択しました。
店員が離れたと思ったら、もう一種類eye wearを持ってきたのです。
店員の心意気を汲んで選択したわけではなかったのですが…
「あぁ、これがあったんだ」とモヤモヤが晴れたような、なんだか大げさな気持ちになりました。
フレームの色を選ぶのには、それでもかなり本人の姿と照らし合わせて考え、想像し、ある意味自分の想いが試験されているような気さえしました。
決断後、レンズまで含めて、一式そろう手配を自主的に申し出ました。
その後、自分の決意が揺らぐというか、喜んでもらえるのか、そもそも私からのプレゼントは受け取ってもらえるのか、とっても心配な約50時間を過ごしました。
なんだかいざプレゼントを渡そうとすると緊張しすぎて今にも笑い出しそうでした。
ちゃんと受け取ってもらえて、それだけでうれしかったです。
さらに、とりあえずはそれなりには気に入っていただけたようでして、その点でもうれしかったです。
僕は、ここ最近で、もっとも笑顔やったかもしれませんね。
とっても大きな仕事をこなした感じがして、すっげえ肩の荷がおりました。
自分で決めた道とはいえね。
でも、自分の気持ちは確かだったと自信を持って言えます。
その後は、無茶ぶりを中心に、やっぱりいつもより大きな声で話していました。
ご機嫌というか、ずっと照れ隠しだったかもしれないです。
中日が優勝すると、大変なことになってしまう…
中日が敗北すると、大変なことになってしまう…
大人数でワイワイといったわけではなかったけれど、とても特別な時間でした。
お誕生日おめでとうー