清廉潔白な刃

「私はこんなに頑張ってるのに!」みたいな話って、なさそうだなと思って当然なくらい、実際にありません。
もっとも、自分でそう思っているけど、口に出さないというケースは多いのでしょうけど。
努力はいいとして、他人に批判やツッコミの余地を与えないように自分を作り上げて、いったい何になるかといいますか、それでどうするものかと考えてみました。
(結局、評価が自分自身なので、他人からみたところで、何も賞賛する意味は、ほとんどないものと思っています。)
僕くらいクズな人間になると、自分のちゃんとしてる感を引き合いに、ちゃんとしてない人を糾弾することしか思いつきませんでした。
抽象的に言うとアレですが、自分より成績が悪い人をバカにするとか、ありふれていると思うんですね。
この構図に関連して、違和感を覚えるのは、ないものねだり。
自分が弱い立場であることをでっち上げて、強い立場に仕立て上げられた人を攻撃するってやつです。
1点目の自己肯定バカと真っ向から対立したら、もうケンカしかありません。
僕のようなクズは、自己矛盾でグチャグチャに構成されているので、自分の中で筋が通った状態になると、その筋の通った部分に関して承認要求が出てきます。
“こんなにあなたを愛しているのだから、俺も愛されるべき”みたいに。
報われませんけどね
自分がかわいいとか、嘘や偽り、損得勘定とかありますしね。
認めるとか、受け入れるって、難しいですね。
自己完結すらできなくて泣くわけですから。