今日のために

圧倒的な疲労、眠気。
モウ、ダメ。
今日のため、連日の大爆死をしてきたが…
こうして、人は消えていく…
それとも―
本番という、何も戻ってこない、やり直しのきかないシチュエーション。
僕は、確かにそこにいた。
ただ、僕は本当にいたのだろうか―
マニュアルで準備は整えた。
でも、リアルはそうはいかない。
通りたい道筋がズレたとき、僕はちゃんとレールが敷けたのか―
結局、何も出来なかった。
でも、なんか貢献出来たんかなぁ。
分かんねぇ。
僕がいたのは確か。
それれだけ。
いつか、いてよかったという域へ…
今日も、自分を探した。