囲いこみ

年があけてから、電車内に私立大学の広告が増えました。
その内容は、入試の日程を並べたものです。
その強烈な押し文句は「4回受験できます」。
一体、どういうつもりでしょうか。
受験生の心理からすると、本当に行きたい大学なら何度も受けたいところでしょう。
しかし、いわゆる受験生に人気がある大学は、一年に何度もチャンスは与えないものです。
受験回数を宣伝するのは、「うちは学生の確保で困っています」という実体を暗に告白してるように思われます。
まぁ、滑り止めとしての日程はたてやすいくらいはメリットでしょうかね。
先日の新聞勧誘とにているのが、本質的な商品の説明とは全く無関係な勝負になっている点です。
少なくとも、受験生は受験日程を見て決めるなんてことはあり得ないと大学側は気が付くべき。
もっとも、学問の説明をしても、興味は持たないんですけどね。
やっぱり、大学は名前で決めるのが現実…