名称変更

松下電器産業株式会社がパナソニックに名称変更するというおもしろのニュースがありました。
話によると、松下グループは徐々にパナソニック名を名乗るように名称変更していたそうで、ついにそれが本体にきたという話でした。
加えて、ブランドをパナソニックに統一し、ナショナルはなくなるそうです。
この見出しを見たとき、「どうせ、海外戦略とかそういうことをほざくのだろう」と僕は冷ややかな目で見ていたところ、ほとんど的中してしまいました。
偶然よりは必然に近いような感じがしますが、私はパナソニックブランド携帯電話だけです。ナショナルブランドは、ひげ剃りとオーブンレンジを使っています。
かつて、新聞記事を見て笑ってしまったのが、パナソニックがデジカメを売るというやつでした。もっとも、売ってますが…何でこんなことするのかが、正直理解できませんでしたね。もっとも、今でも理解できませんが…
私がデジカメを買ったとき、唯一見向きもしなかったメーカーが松下でした。これは、必然的なものでしたね。
ちなみに、デジタルオーディオを購入したときにあゆがD-Snapと吠えていたのですが、あのときは何でSDカードを買わんといかんのか全く意味がわからず、一瞬で脱落しました。
僕が思うに、デジタルオーディオの強みの一つは、今までのMDとかと違ってそれなりの多数の曲を、メディアを入れ替えないでコンパクトに持ち運ぶということだと思います。
まぁ、製品に関しては僕にあんまり合ってないというだけで、他に適切なものが見つかっているため、特に松下がひどいとかは思いません。
しかし、今更AV・家電メーカーが海外戦略に躍起になる意味がよくわからないのです。
Sonyのように、気がついた頃には世界最高のAV機器メーカーになってました、とかというのとは全く違うもんで…
わかりませんね。情報によると、海外での松下は「いつまでも中堅メーカー」という評価らしいです。
正直、家電に関しては価格と実力のバランスでいえば優秀だと思っているので、別に日本国内と同様のレベルで海外で販売できているのであれば、どんなにがんばってもトップメーカーにはなれないということではないのかと思ってしまいます。
力を入れるたって、何か勝算でもあるのでしょうかね?
社名変更にはいくらか興味がありますが、松下の海外戦略はあんまり興味ないんで、別にいいんですが。
一連のニュースで一番最悪だと思ったことは、松下電工は多く抱えるナショナルの名を失う上に、社名が「パナソニック電工」という冗談としか思えないようなダサイものになってしまうことです。
CMで、週末はパナソニック電工のショールームへと言われて、なんと感じるでしょうか…
注目です。