ぐらんぷり王者

昨日、R-1の決勝があった。
そろそろ決勝であることは認識していたが、危うく見逃すところで、ちょうど家にいてよかったと思う。
今回についても、非常に満足度の高い大会だったのではないかと思っている。
優勝候補としては、なだぎ武と世界のナベアツあたりがあると考えていた。
見てみて…
二番手だった、世界のナベアツ。
面白かったが、このレベルはきっと誰かが上に行くと思った。でも面白かった。
なだぎ武。私の印象になるが、去年より遙かに面白かった。
鳥居みゆきだが、面白かった。これ以上面白くできるのかはよくわからないけど、何となく優勝しないような気がした。
ただ、もう少し得点はあってもおかしくなかった気がする。
芋洗坂係長。圧倒的だった。優勝するような気がした。
最終的には、あんまり不思議な感じがしないで、なだぎと係長の勝負となった。
3位のナベアツとの得点差を見れば、明らかである。
どちらが優勝かさすがに見当がつかなかったが、なだぎで納得だった。
まぁ、係長でも納得だったが。
この二人に共通して感じたのは、ネタに話の連続性があることである。
不自然な展開がないというのは、やっぱりわかりやすい。
例えば、もっともネタの性質上の問題があるが、ナベアツと比較してみると、その一貫性は明らかだ。
この手法がおそらく有効だと考えているのは、中山功太を見れば想像がついた。
彼は、ネタの中で前に話したものを取り入れていた。
あべこうじが自分の得点が出たときに、悔しいというよりは、不満そうな表情をしていた。
番組エンディングの時にもちょっと映っていたと思うが、やはりそんな感じだった。
意外だったと言っておこう。
来年は、ゴールデンになるか気になってしょうがない。
でも、しないんだろうなと思う。
来年とか言うと、気が早いが。