色物か実力か

最近、熱心に見ているバラエティ番組は、特に思い当たらない。
くりいむナントカ・ぷっすまなんかは毎週見るが、熱心かどうかという話になると、とっても疑わしいのである。
で、久しぶりに行列のできる法律相談所を見たら、政界進出した先生はさすがにいなくなってるみたいで、メンバーチェンジがされていた。
あんまりはっきり新メンバーについて把握していないが、こういうところに出てくる人は、本業もそれなりのもんである。
とはいえ、例えば西川医師くらいになると、もはや整形外科というよりもタレントということになるのだろうが。彼女がかかりつけの医者だっていう人は、何となくうらやましい気がする。
話がそれてしまったが、新司法試験制度以降、弁護士の就職難が起こっているなんて話がある。
まぁ、今更いうことではないんだが、正直、なんで弁護士が就職に困っているとか何とかいっちゃうんでしょうか。
医者とかもそうだと思うんだけど、資格を持ったら就職は問題ないという考え方が、いまだに存在している証拠なんでしょうね。
学校の先生を見ればわかるとおり、免許を持っている人は多いですが、みんながみんな先生にはならないし、なれない。
同じ構図だと思います。というか、同じべきだと思いますね。
やっぱり合格者を減らすなんて話は出ていた記憶がありますが、これからは本当に優秀な人間は、検察や裁判官の道を歩むのかもしれませんね。
行列って、こんなに日常法律の話題を扱わない番組だったっけ??
視聴者が法律問題に期待をしているかが、はっきり言ってわからないので、あんまり問題ではないんでしょうね。
私も、よく見ていた頃は、法律問題はあんまり興味があったわけではないんで。
でも、この番組が安全な方向にドライブされているなと思うポイントが一点。
たとえ、四人の弁護士の見解が一致しても、結論を紹介するところでは一切言い切る言葉遣いを行わないのです。
「可能性が高い」とか「~のようです」とかだもんね。
もちろん、言い切ったら同様の問題がどこかで起こったときの解決策とか、いいわけに使われてしまうからね。最終的にはテレビ局に危険が跳ね返ってくるわけです。
働きたくて、働けるということは、とっても素敵なことですね。