金をせびる少年

昨日の帰り@上野駅での出来事…
ホームに移動する途中、見知らぬ少年、そうですね小学5年~中学2年といったところでしょうか、私に声をかけてきました。
「お金を落として帰れません。150円くれませんか」
私は、「頑張ってください」とエールを送り、立ち去りました。
こういうことを言われても、どうしようもないですね。
残念ながら、僕のような悪党は、どんなにかわいい女の子だったとしてもあげません。
さて、いろいろツッコミどころがあって、本当に恐い話です。
150円で、彼はいったい何をするのか。
もっとも、改札の中なので、150円といっても新規の旅行距離というよりは、乗り越しとかそういうことが想定されます。
だとしたら、いよいよ150円で家に帰るなんていうのは嘘としか思えません。
見知らぬ人にお金をもらおうとするのなら、もう少し申し訳なさそうにするとか、マジで不安な顔くらいしたらいいと思う。
もっとも、そんなことをしても、僕は助けないですが。
せめて、目指す駅名くらい言うべきである。
おそらく、上野から150円の駅なんて把握していないので、答えられないんであろう(例:有楽町)。
150円ということを考えると、おおよそ駅の自動販売機でアクエリアスの500mlペットボトルを買うんだろうと思う。
そういうのを証明しようとするのもいいのかもしれないですね。
150円とりあえず渡して、後をつけてみるとか。
時間の無駄です。
せめて、改札の内側でなければ信憑性もあるんだが、そんなことには気が回らないんでしょうね。
みなさんなら、この小太りの少年に同じようなお願いをされたら、どうするでしょう。
優しいみなさまは、150円だし差し上げるでしょうか。
まぁ、立ち止まるかどうかが出発点で、話しかけられた言葉を吟味して、断って終了ですかね。
今回、僕は考える余地がなかったですね。
以前、同一人物に、同額を、同じ理由で「ください」と言われたことを、はっきり覚えていたから―
今度会ったら、詳しく事情聴取します。