地デジまであと7日と言うことで、今、何とかしようと思って、頑張ってる人については、頑張り甲斐があると思います。
僕の住む団地でも、大量にブラウン管テレビが置いてあるなど、一定の動きは見られますよ。
以下、個人的なまとめ。
地デジのミソは、電波がUHFになることです。
なので、テレビを買い換えただけでは、助からないケースがあり、アンテナ工事をする場合、スケジュール的に間に合わないというのは、既に出てきているみたいですね。
事態を悪い方に考えると、アンテナ工事の費用は、その妥当性を評価するのが難しいので、まぁ、いろいろ気にはした方がいいのかもしれません。
前向きな対策は、やはりケーブルテレビや、ひかりテレビ的な有料サービスでしょう。
勝手にずっと通販やってるチャンネルが入ってる人は、ケーブルテレビがデジアナ変換を無料でしてくれる地域かもしれません。
必要があれば確認してみるとよいでしょう。
先日のソラジオで、デジアナ変換で、埼玉は大丈夫的な人がいて、その対応は、条例で決まったんじゃないかといった、たぶん妄想の展開がありました。
誤解だと思いましたが、根拠を探すのがめんどいし、不毛なので、やりませんでした。
地デジ化の基本線は、やはりテレビを適切なものにすることで始まると思います。
その一方で、パソコンでテレビという方向に舵をきった人もいるでしょう。
いいと思いますが、基本的にはテレビはテレビの方がいいと思いますよ…
PCを使うときと同じ条件で過ごさなきゃいけませんからね、まず。
あと、PCモニタそのものにチューナーが仕込まれてるケースがあると思いますが、これはPCで地デジを見るとはいいませんからね。
まず、PC上の視聴ソフトについて、チューナー独自のソフトウェアか、Windows Media Center(WMC)ですね。
WMCは、Vistaから存在しますが、7になって地デジに対応しました。
ソフトウェア代もあるんで、一般的にはWMCを使うタイプのチューナーの方が安価に手に入ります。
このWMCが、なかなかのくせ者でして。。タイムシフト機能というのがデフォルトで走るんです。
タイムシフトというのは、よく「追っかけ再生」とかいって、映しているやつをバックグラウンドで録画しているやつです。
これ、設定変更などしないと、システムを置いてある一番大事なハードディスクに録画していくせいで、書いたり消したりの負担がすんげえということで。。
あと、とんでもなく番組表が見づらいのと、リモコンを買わないと、画面を殴りたくなるほどチャンネルの切り替えが大変だという記憶があります。
メリットをあえて挙げるなら、Windows Aeroが切れないことですかね。
Aeroの動作は、しっかり動くスペックで経験すれば、非常に快適なものです。
チューナーメーカー独自のソフトウェアは、まぁ、普通だと思います。
それでも、結構好き嫌いが出やすいものなので、あんまりお勧めとかはないっすね。。
あと、普通はソフトを起動すると、Aeroが切れます。著作権云々で、動作が厳しいんだよな。
チューナー自体の動作が不振だったりするんで、こういうのは、とことん信頼できないものです(爆)
続いて、意外とわけわかんなくなっちゃう人が多いらしい、音声出力についてです。
PCの地デジでは、音声のデジタル出力が非常に厳しいです。
普通、現在光デジタルケーブルでスピーカーを繋いでる人は、地デジの音声は出ないと思います。
よくチューナーの仕様に「SCMS対応」が必要なんて言われていますが、これが悪の元凶です。
SCMSに対応しているものがあれば、音声のデジタル出力ができそうな幻想にとりつかれてしまいますね。
その一方で、サウンドカードの仕様に「SCMS対応」って載ってるの、私は見たことありません。
さぁ、諦めましょう。PCの地デジチューナーでデジタル音声なんぞ、出やしないんだと。これからの時代、音声はアナログだと。
赤白のステレオ音声ケーブルとか、ステレオミニジャックなど、そういうのを繋ぎましょう。
それでも光デジタルケーブルとか使って、デジタル音声出力をしたい方。
悪いことはいいません。一般的なテレビを買いましょう。あれなら、光デジタル音声出力とか自在です。
PCのヘッドホン端子に、イヤホンやヘッドホンを接続するのは問題ないです。
USBのヘッドホンアンプなどは、試したことがないのでわかりません。あしからず。
PCでできる作業(加工、編集などもろもろ)を、地デジは基本的に恐れているんだと思います。だからこそ、こんなに厳しいんですよ。たぶん。
ちなみに、音声にお金をかける価値があるのは、アナログの方です。
僕は、SE-200PCI LTD→A-905FX2(S)→D-D2Eと接続して、音声を鳴らしています。
この、A-905FX2(S)の電源が入らなくなって、修理に出しているわけですね。。。。。。。
普通にしてればアンプなんて別に必要ありません。
パワードスピーカー(もっと単純にいうと、電源につないで使うタイプのスピーカー)を使えば、アンプは不要になります(アンプをスピーカーに内蔵しているため)。
最後に、もっとマニアックな迷いをしている人向けに。
PCI express x4に対応した地デジチューナーを検索している風な人がいたようです。
事情は想像がつきますよ。そのスロットにチューナーを差したいんでしょうね。
PCI express x4の形状の地デジチューナーは、僕の知る限り、ありません。つうか、x4の形状のデバイスで思いつくものがありませんから…
PCI expressの規格は、差し込める大きさであれば互換性があると一般的に言われているので、強い意志でx4のスロットにx1の地デジチューナーを差し込むということになります。
ただ、通常メーカーの動作保証対象外なので、動くかどうかは、やってみないとわからないということになります。もちろん、僕も一切の保証をすることはできません。
一応、実体験として、x4にアイオーデータのx1のカードを挿してきちんと動いたということはあります。
ちなみに、ピクセラのチューナーで、どうしてもx4で動かなかったので、頑張って返品したこともあります。よい子は、真似しないように。
その件については、後日ピクセラがドライバのアップデートなどして、対応したみたいです。という意味では、返品しないで、待ってみるのもひとつの選択肢だったかもしれません。まぁ、そんなリスク、取りたくないものですがね。
どうでしょう。わかりにくかったでしょう。
そのくらい、地デジの罠にはまってしまうと、難しいというのが伝われば、おおよその目的を達成できた僕は満足します。
やっぱり、エコポイントでかつ確変していた去年の秋くらいにテレビを買った人が、一番よかったんじゃないかと思います。
エコポイント終了後も、テレビが値崩れしている状況を事前に察知するのは難しいですからね。
そんなこんなで、今思うこととしては、俺は地デジの移行が早すぎたかもしれんということじゃな。
月別アーカイブ: 2011年7月
脱ダム、脱原発の次は、脱マウス
うぉぉ、ニーズを満たすPCケースがねえぜ。
脱ダムって、誰だっけ。田中康夫。
脱原発って、誰だっけ。私じゃない誰かね。
岡山での水不足の経験と、香川の水の枯れ具合から、脱ダムを考えれば、僕は慎重派だと思いますねぇ。
脱原発は、論理的な議論が成立しないので、現状は考える価値がないと思いますねぇ。
最近、お家では、机が狭いこともあって、モバイル用のワイヤレスマウスを使っていました。
時折ガガガガガって感じでポインタが痙攣したり、吹っ飛んでいったりするもんですから、何だかんだで有線式にしたかったのですが、もうこれが驚くほど満足できる有線マウスがないものですから、逆転ホームランして、トラックボールを導入することにしました。
どんなに腐っても、スクロールが出来ないやつはヤバイと考えましたが、選択肢はそれなりなんで。
マウスの事情を考えれば、当然無線はごめんなさいです。
実機を転がしてみますと、マウスジェスチャーをやりにくいタイプのものが少なくないと気がつきます。
右クリックを押したまま、ボールを転がそうとすると、小さくて爪が謎に綺麗な(爆)私の手では、つりそうになる場合があるような…
親指で転がすタイプだと、その点は解消できそうでしたが、そもそものオペレーションでダルくなりそうだったので、避けました。
何だかんだで、トラックボーラー御用達のケンジントン。
Amazonで安かったよ…それでも高いけど…
とりあえず、アームレストの接続方式が、全然美しくなくて唖然としますが、これはいいものだ。
ソフトウェアで、ホイールの移動など好みにいじくりまして、これなら十分乗り換えられる手応えを感じています。
スクロールは、ボールの周辺のリンクを回す方式で、変な手の移動の必要もなく、やり易いです。
サンワサプライの製品などは、マウスについてるようなスクロールを採用しているので、そっちの方が、馴染むという方はいらっしゃるかもしれません。
何だかんだで、玉をワサワサしながら、クリックにちょっかいを出せるポジションをとれないと、手そのものの移動を余儀なくされて、快適度は高くない可能性があります。特に女性には(ただし、秋山澪を除く)。
あっ、でも、トラックボールを転がす女性は好きかも。
うふ。
なんとか実機を触って、選んでいただきたいものです。