破産を通して

昨日、仕事で裁判所に。
債権者集会って、債権者側にいると、限りなく意味がないですよ。
最後の方だったんで、よその集会を眺めてましたけど、債権者が誰も来てない卓がありましたもん。
説明が下手くそな破産管財人に、ごく軽くキレました。
その目安である「全然意味わかんない」って言いましたのよ。
担当裁判官のフォローで納得できました(爆)
個人・法人に限らず、破産なんて起こらない方が幸せに暮らせると思いますが、いろんな意味でオイタが過ぎるとこういうことは起こってしまいますね。
結構多いんですよ、個人の場合も。集会なんか、むしろ個人の方が多いですから。
有限会社中心に、会社と一緒に代表者が昇天されるケースもよくあります。
破産を感覚的に捉えると、僕には徳成令に近い感じです。
ただし、背中に焼き印を押される感じね。
カードを作ろうとしたら、「じゃぁ、ちょっと背中見せて」と言われて、「あぁ君、これはマズイよ」って。
*あくまでも、感覚ですんで、事実とは異なる可能性は大いにあり得ること、ご容赦・ご注意ください
文字通りゼロからやり直す、最終手段です。
さて、一方の債権者ですが、何一つ救われません。
経理的に、損失計上しても筋が通るくらい…
本当にバランスの悪い仕組みと感じます。
私が、債務者になれば、、漏らした大便を下着に隠すのをやめて、裸になって、体を洗ってきれいになる的な境地が見えるのかもしれません…
別に知らなくていいかな。
実は、債務者の人が外人で、順番待ちの間、僕の目の前にいたんです。
顧問弁護士の人とヘラヘラ話していました。
社会科見学気分ですよ。
僕が世界で一番短気だったら、後ろからとんでもないことに。
顧問弁護士は、「債権者の人は、emotionalだから」といった感じで指南してました。
でね、でね。
果たして、みな感情的なんでしょうか?
僕はね、怒っても何にもよくならないことが理解できているんで、超事務的で且つ、蔑んでみとるわけです。
僕の悪い癖ですが、圧倒的優位にたつと、敵に異様に高圧的になり、自分の力(大概勘違いですが)を誇示することがあります。
女性には優しいです。
よく、クレームを言ってるときに、相手の対応がグダグダになってくると陥りやすいです。
別に、許してやる必要ないんですが、僕自身は省みるべきことはあるわけです。
ただ、期待なんてしても価値ないことはわかってるんで、怒る意味なんてないんです。
実際に、キレてる人なんていないですから。
顧問弁護士の見解は、浅はかかなと。
ちなみに、債務者は、うつ向いてましたね。
あいつの感じなら、偽りの態度でしょうが。
今一度。
僕がキレていたとしたら、破産管財人ですからね。
お間違えなきよう。
あと、破産者は僕じゃないですよ。
今回は…