一週間前に終わった母の日

2008年5月11日は世間に言う母の日だそうです。
いち早く状況を認識していたので、4月の間に鍋のセットを手配していました。
先週だったか、父親から電話があったので、父にはそのときに話はしておいたんですけどね。
常々面倒だとは思っているんですが、母親から電話があり、どうでもいい話をされました。
毎回、「彼女はできたんか」と聞いてきますが、毎回いないと答えます。
もっとも、母親には彼女ができても言わないと思いますけどね。
あっ、本当にいませんから。
ちょうど、勝手に母の日の話題にされ、「食べ物でいいわ」とのたまうので、鍋の手配の話をしました。
その場は、「あぁ、そうかな」くらいで終わりました。
5分後くらいでしょうか。電話がかかってきました。
母からでした。
箇条書きにてその内容を紹介します。
・もう暑いから、鍋なんかはいらない
・鍋をするにも、ガスコンロ(ボンベをつけて使うようなやつね)なんかを用意する必要があって、面倒
・みんなで食べるようなものより、お菓子みたいな一人で食べられるようなものがいい
・鍋はキャンセルできないのか
とのことでした。
電話で話し中でしたが、吐き気がしたので、電話を切りました。
せめてもの行為と思い、鍋の注文をしたお店にメールを書いて、僕の元に商品が届くようにしてもらいました。
もはやお金はどうでもいいので、キャンセルでよかったんですが、それはあまりにもお店に失礼だと思ったので、ちょっとだけ考えて、配送先を換えてもらうということにしました。
僕の母の日は終わりました。
礼儀的にも、「鍋をキャンセルするということ」をしておいたので、もういいかなと。
少し、同情を誘う感じに書いてしまったのがよくないですが。
母の日なんだから、母親の意に背く鍋を手配した私が悪い、という考え方は十分あり得ます。
善意を全く理解しなかった母親は悪いと思います。
後者は、僕の私的な感情でしょうか。
しばらく、「辛いわ」と声に出して過ごしていました。