発電のことで算数してみた

今日、平野綾のベストアルバムが発売ですよね。
頑張れ。
2週間前くらいになると思うんですが、週末の電力使用量グラフの数字を見て、激怒してる(僕から見ると)浅はかで痛い人がいました。
主張としては、「90%越えちゃってる、停電になったらどうするんだ」つう話。
たぶん知らないんでしょうが、週末は総発電能力を落として運用してるんです。
今、平日は4350万kwの能力と記憶しています。週末つまりごく普通の企業がお休みの日は、3800万kwとかにしてるはずです。
分母が小さいので、気候によっては空調等の稼働が上がり、電気の使用率の数字が平日より高いとか、90%を越えてくるとかありうるかと。
週末に関しては、発電能力を4350万kwに高めるという対策ができると考えられるので、5月やそこらで騒ぎ立てる人を見ると、元気で羨ましいくらいです(皮肉)。
問題は、夏に突入して、総発電能力を確保できるのかよくわからないことです。
火力発電所の復活などあり得ますが、現在のニュースは停電なんぞ取り扱わないので、よくわかりません。
節電目標を15%に下げて以来、なんもないでしょ。
しかし、微妙ですよね。
僕の記憶では、神話時代の東京電力は、6300万kwに加えて揚水発電の能力がありました。
猛暑で酷いとき、「ちょっと節電してね」と言ってたはずなんでね。
6300万kwを、普通に夏を過ごす際に使う最大電力と仮定すると、15%の節電で減らせるのは945万kw。
15%の節電目標って、最大5350万kwまでは供給できるようにするぜ、という意味なら、現状の発電能力と1000万kwの供給ギャップがあるっつうわけで、なんか嘘臭いんですよね。
私の理解、計算、人間性が謝っておりましたら、申し訳ございません。
大規模停電の懸念、かなりの節電要請、電気料金の値上げ。
幸せが無さすぎて、五月病だよ。
せめてモテたい。